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調査ボーリングを経て構造物ができる。そのスタート地点に土のプロとして臨む。 高松営業所 調査部 農学研究科 地域環境工学コース卒(2006年入社)淳山 寿久 Atsuyama Toshihisa

調査ボーリングを経て
構造物ができる。
そのスタート地点に
土のプロとして臨む。

高松営業所 調査部

農学研究科 地域環境工学コース卒(2006年入社)

淳山 寿久Atsuyama Toshihisa

入社理由と現在の仕事

大学で土質試験などを経験しており、学んだ研究が活かせるのではと思い当社を志望しました。ところが、会社に入って経験することは授業で学んだことと別物。基礎的なことを学んではいたものの、それを活かせる機会は少なく、現場を経験することで少しずつ知識を増やしてきました。現在は調査ボーリングをメインに携わっています。この仕事は現場で土を採取し、試験し、報告書にまとめるというのが一連の流れ。採取した土は最終的にクライアントに提出するのですが、私は土を慎重に扱うことを心がけています。資料として提出するだけといえばそれまでですが、そこにこそ仕事の姿勢が現れると思っています。だからこそ、美しく見せたいという思いがあります。

成長させてくれた仕事

現場は山間地域や住宅地などさまざま。近隣に集落があれば住人が話しかけてくることもあります。私はこの何気ない挨拶や会話を大切にしたいと思っています。当然、住民は私たちのことをよく知りません。現場を任されている私たちは会社を背負っているわけですから、会社のイメージを損なわないためにもコミュニケーションを大切にして、住民の方に安心してもらいたいと思っています。後々、またご縁があってその近くの現場工事を担うことになっても、「以前あの現場で青葉工業がよくしてくれた」という印象があれば、次の仕事もしやすいですしね。青葉の名前を汚すことがないように心がけています。

今後の目標について

今後の夢は「土のことで分からないことは淳山に」と思われるようなクライアントから頼られる存在になりたいですね。そのためにも現場の仕事、調査の仕事の両方を完璧にこなせるようにならなければ。調査は地形などを考慮してある程度状態を予測するのですが、その予測がぴったり当たると気持ちいいものです。しかしながら、日々、想定外のことが起こり、臨機応変に対応する難しさもあります。建物が建ってしまえば、私たちがした仕事は見えなくなってしまいます。地味な仕事ですが、この建築物を建てるために欠かせない調査を自分がしたと胸を張って言えることが大切なんだと思います。

ある1日のスケジュール

7:45出社
事務所の出社時間は8:30~ですが、現場作業の時と同様に8:00前には出社するよう心がけています。メールのチェック、作業の進捗状況、1日の作業内容の確認。
8:30デスクワーク
報告書・図面等の作成。途中で打ち合わせ等が入ります。WordやExcel、CADソフトを使用しての作業が主になります。
12:00昼食
昼食は上司と外食しています。香川なのでやっぱりうどんが多いです。
13:00デスクワーク
報告書・図面等の作成。途中で打ち合わせ等が入ります。パソコンを使っての作業が多いので、目や手が疲れないよう途中で休憩とるようにしています。
17:00打ち合わせ
現場作業班が稼働していれば、1日の進捗状況の報告を受け、次の日の作業打ち合わせや今後の予定などを相談します。
17:30事務処理
急ぎの作業や事務処理、明日の準備など。地質調査で稼働している現場があれば、速報の柱状図(ボーリング調査の土質や試験結果を記入している物)を作成し、必要に応じて、発注者に連絡して打ち合わせをしたりします。
18:30退社
明日の作業内容を確認し、デスク周りを片付け、退社します。

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