善通寺営業所に関しては管理業務がメインになりますが、私が所属している高松営業所は工事と管理の両方に携わります。そのため、常に複数の現場を担当し、工事担当者としてまたは監督としてさまざまな立場で現場業務を遂行しています。とくに現場代理人として人を使う難しさは日々痛感します。この仕事はとにかくコミュニケーションが大切。現場で作業するには缶コーヒー1本がコミュニケーションのきっかけになってくれますし、お互いに本音で話すことがスムーズな仕事運びにつながります。スピーディかつ安全に信頼できる仕事をする、それが現場を担う者たちの使命なのです。
この仕事は入札で決まりますが、会社から大きな工事を任され「森の名前でこの仕事を取りに行くぞ!」と言われたときは身が引き締まる思いがしますね。そして実際に仕事を獲得することができ、さらに無事業務をまっとうし、工事を終えることができたときの達成感は何ものにも代えがたいものがあります。以前担当した男木島の現場では、私たちが島外の者であることから住民に不安を与えないよう、とにかく挨拶などのコミュニケーションを大切にしました。以来、すっかり身内のような感覚が芽生え、工事が終わった今でも男木島を訪れると「監督、監督」と言って親しみをもって接してくれます。
理想に掲げるのは私の上司です。とにかく仕事が早い。会社が受け持っている複数の現場を把握しながらヒト・モノ・カネを管理しているのですから驚きます。少しでも上司に近づけるよう数年前から私も仕事のスタイルを変えました。これまで断片的だった仕事のやり方から、現場作業と書類作成をすべて自分で行なうようにしたのです。実際業務が増えたように思いますが、書類作成のために現場ではこうしようという考えが生まれ、作業効率も向上しました。また、連動した仕事の仕方ができるようになりましたし、仕事全体をトータルで見ることができるようになり、仕事がさらに面白くなりましたね。
ある1日のスケジュール
休日の過ごし方
子供がスポーツ少年団のドッジボールをしているため、保護者として参加していましたがひょんなことから指導者的立場のコーチになってしまい、ドッジボールを楽しんでいます。
ドッジボールも家族の用事が何もない日は、バイク仲間とつるんでいます。最近全然乗ってないな~。