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調査ボーリングは見えないものを売る仕事。そして安心を裏付けるもの。構造物は調査の上に成り立っている。高松営業所 営業所長 文理学部 理学科 地学専攻卒(1980年入社)香川 年市 Kagawa Toshiichi

調査ボーリングは
見えないものを売る仕事。
そして安心を裏付けるもの。
構造物は調査の上に
成り立っている。

高松営業所 営業所長

文理学部 理学科 地学専攻卒(1980年入社)

香川 年市Kagawa Toshiichi

入社理由と現在の仕事

自然が好き、スポーツが好きという元来の性分もあり、机に座ってする仕事よりも現場に出る仕事をしたいと考えていました。大学で地質を学んだこともあり、調査を行なう当社を志望。入社の前年に土質試験室が導入されたこともあり、研究員として入社しました。ところが私が大学で学んだ地質と土質とは似て非なるもの。即戦力として専門性が活かせるものではありませんでした。当時、役所などでは公共物を建てる根拠として土の分析資料を添付することが求められるようになり、調査依頼は増えるばかり。以来10年という歳月を土質試験に費やしてきました。現在は技術士として部下の育成にも取り組んでいます。

成長させてくれた仕事

例えばダムを作る場合、構造物ができるところはボーリングしますが、周辺環境については歩きながら調べる必要があります。これは大学時代に学んだ地質学が活きましたね。現在は、ため池耐震対策のための土質試験や橋梁の地質調査、液状化判定など複数の業務を担当しています。この仕事は専門性が高く、特命であることが多い仕事です。地域特有の地形・地質を熟知していることへの優位性を感じますし、それに対して頼られているという存在意義も感じられます。調査ボーリングは表に出ない仕事ですが、その先に主要道路や空港、瀬戸大橋など社会資本等の構造物が出来上がることは喜びにつながっています。

今後の目標について

やはり後継者の育成ですね。当社は基本的にOJTをベースに実地と実利を上げながら、仕事の過程と結果を学ばせています。技術者は調査結果をもとに資料を作成しますが、表現力はさまざま。すべてパターン化されていないことが魅力ともいえるでしょう。個人的にはシンプルで美しく、分かりやすさを追求することが目標ですね。この仕事は能力の有無よりも人間性が大切。「見えないものを売る仕事」ですから、信頼が不可欠なのです。人間性がまっすぐで、こつこつ努力することができる人がいいですね。学ぶ姿勢があれば専門外でも問題ありません。どんどん実績を積み上げてほしいと思います。

ある1日のスケジュール

7:45出社
定刻は8:30であるが、通勤時間が約1時間かかるため渋滞を避ける意味で早めに出社している。また、現場の定刻が8:00ということもあり、現場からの電話等の対応も考慮している。まずはメールをチェックし、メールの対応を先行して業務をスタートさせる。
8:30電話対応と業務を同時進行
17:30まで多業務を同時に進行しているため、お客さんからの電話が頻繁にあり、その対応を優先させることが多い。その合間に主体業務(工期等による優先業務)を行う。
12:00昼食
手弁当持ち。ネットのニュース、天気予報を見ながら弁当を食べる。できるだけ休息に当てたいが、繁忙期は食事後すぐに仕事をしたり出かけたりする場合も有る。
13:00外出
役所に出向いて打合せや営業活動を行う。また、現場視察・確認(検尺)・踏査(地質)、地元挨拶など、現場に出向くことが多い。
17:00現場の作業報告を発注者へ
17:00に終了する各現場からの作業報告を受け、発注者への報告(メール・FAX含む)を行う。成果品納入時期を考慮しながら、残業の必要なときは残業を行う。明日の業務予定を計画する。
18:00~20:00退社
目標は定時退社であるが、どうしても残業が発生する場合は2時間までと自己ルールを設けている。明日の作業能率を低下させない時間を設定している。

休日の過ごし方

休日はほぼすべてスポーツ少年団(小学生対象の軟式野球)の指導にあたっている。練習、練習試合、大会参加等、年中何らかの活動を行っている。

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